どうせ自分なんか…と考えてしまうのは悪いこと?

考え方・在り方

どうせ自分なんか…と自分を卑下して
ネガティブな感情に押しつぶされそう
なってしまうこと、ありませんか?

僕は、正直たくさんあります。
今でも、何かうまくいかなかったり
失敗やミスをすると
やっぱり、ダメだな…自分って」と考えてしまうことがあります。

周りとの比較をしてしまう

周りは出来ているのにどうして、
私には出来ないんだろう…
頑張っているのにどうして…
分かって欲しいのに…
どうせ私なんか…
と書いている文を見て
情けなくなることばかりですね。

家族、仕事、友人関係など、誰かと
時間を共にしている時にはどうしても
比較をしてしまう
仕事での効率、コミュニケーション
子どもやパートナーとの関係などで何事も
うまくこなせず
誰かに相談しようにも、
何を伝えれば良いのかも分からない
どうすれば抜け出せるのか
考えれば考えるほど、悩んで苦しくなる…。
そんな風に考えてしまう経験
あるのではないでしょうか。

打開を焦るとさらに飲み込まれることに…

このような状況に陥ると、苦しいのは誰もが早く抜け出したいから
早く何とかして打開したいと
焦ってしまいますよね。
ですが、水に溺れた時に足掻けば足搔くほど体力だけが消耗して沈んでしまう状態
と同じように
悪循環に飲み込まれてしまいます

僕自身、不登校の時期や、鬱で仕事を上手くこなすことが出来なくなり
何事にも興味が湧かなくなってしまった時にどうしようもない人間だと感じていた時期がありました。

ですが、そういった時期は無駄ではなく
貴重な時間で財産になる可能性があると今は感じています。
どうしてそのように感じるかというと
自分とじっくり向き合う時間が大切だと
感じたからです。

自分と向き合う時間が大切

無気力な状態や何が好きで
何がやりたいのか分からなくなった時
自分を責めるのではなく、そんな自分を含めて、受け入れて受け止めてみてください
弱い部分の自分を受け止めて受け入れることが出来ると、人に寄り添える力になると思うんです。

誰かと比較してしまうとしても
どうせ自分なんか…と自分を否定することが癖付いてしまうと悪循環のスパイラルに呑まれてしまいます。
そのような時は
人それぞれやり方もペースも価値観も違うんだ。自分らしく焦らなくて大丈夫。」と
自らを励ましてみてください

自分はダメだな…、どうして自分は…と頭をよぎった時にはすぐに
今のは無し!大丈夫だから!自分は頑張れてる!こなせてる!」と
言い聞かせてみてください。
つまり、自分自身が自分を追い詰めて
苦しくするのではなく、
自分に対して優しい言葉や労いの言葉を
かけて一番の味方になるということです。

人それぞれ得意・不得意がある

当たり前ですが、全く同じ技量・能力がある人がいないようにそれぞれに得意不得意があります。
自分が好きなこと、得意なことは何だろう?
嫌いなこと、苦手なことは何だろう?
と考えるといろいろと気付くことがたくさんあります。
好き嫌いや得意不得意が整理できると、
自分の考え方や癖が見えてきます。

あーすれば良かった…
こうすれば結果が違った…
こうなったらどうしよう…
いろいろと気になって、
気落ちしてしまうこともあるかと思います。
ですが、いろいろと気になってしまうのは
悪いことではありません。

視点や観点を変えて考える

気にしてしまうことも見方を変えれば
深く物事を考えているからこそ
起きることなので、短所に見えても
立派な長所なんですよ。

人類みんながポジティブな感情だけで
怖いもの知らずに何にでも飛び込んでいたら大変なことになって手に負えない状態に
なってしまうのではないでしょうか。

自分が一番の味方になる

長くなりましたが、何が言いたいのか
まとめると、「どうせ自分なんか…」と
考えることは悪いことではなくて、
いろいろと考えて思考を巡らせることで
自分で自分を追い込んでしまっている状態

だと考えてみてください。

それを受け止めて受け入れ
自分が一番の味方となって労い優しくする
ことで感情のバランスを調整し、ネガティブな感情を打ち消そうとするのではなく
上手く付き合っていくことが大切なのです。
比較してしまうのは
仕方ないことではありますが
何よりも自分らしく、あなたらしさを
見失わずに自分自身を大切に思って
生活することで新しい気付きや発見が
あるかもしれませんよ。



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